眼手術学 2 眼瞼

眼手術学 2 眼瞼

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商品詳細

眼科手術のサイエンスは書籍で アートはWEB上の動画で

眼科手術全般を,全8冊に分けて網羅したシリーズの第4弾.本書は,眼瞼手術に対して統一的に「最良の」術式を提供するものではなく,すでに優れていると 認められ行われている術式をできる限り多く紹介し,その術式を安全で正確に行う方法を具体的に伝授する.執筆陣には眼科医のみならず形成外科医も加え,よ り多角的な解説を施した.また,実際の手術手技はWEB上にアップされた動画と連動しており,目で見て習得することができる.
☆図版172点,表組41点,カラー写真706点,モノクロ写真7点

 

主要目次

I.眼瞼手術に必要な基礎知識
 1.眼瞼手術に必要な解剖
 2.外眼部の加齢性変化
 3.瞬目の仕組み
II.眼瞼手術の準備
 1.外眼部診察
 2.記録写真
 3.眼瞼のMRI所見
 4.インフォームドコンセント
  ●整容面の問題をリハビリメイク で解決する適応と限界
  ●海外文献を参照する際の注意点(日本人顔の眼瞼手術)
  ●眼瞼手術後に整容面でトラブルになりやすいこと,その回避法
  ●どこまで外来で, どこからオペ室で,どこから入院で手術すべきか
  ●初心者が眼瞼手術を覚えてゆくためのステップ
III.眼瞼手術の基本手技
 1.器械
 2.針糸
 3.消毒・ドレープ
  ●手術前後の消毒
 4.麻酔
 5.デザイン・切開
 6.展開
 7.止血
 8.縫合
 9.術後のケア
 10.採皮・皮膚移植
 11.簡単な局所皮弁
 12.筋膜,粘膜,軟骨,脂肪採取と移植
  ●顔面の皮膚外科手術における術前準備
  ●眼瞼手術におけるラジオ波メスの使用
  ●眼瞼手術におけるCO2レーザーの使用
IV.霰粒腫・麦粒腫
 1.霰粒腫・麦粒腫の手術
  ●霰粒腫と脂腺癌の見分け方
  ●霰粒腫の保存的治療
V.眼瞼腫瘍
 1.手術適応と術式の選択
 2.良性腫瘍 瞼縁
 3.良性腫瘍 瞼縁から離れているもの
  ●CO2レーザーによる腫瘍切除
  ●組織が少しだけ足りないときのテクニック
 4.悪性腫瘍 小さな腫瘍
 5.悪性腫瘍 眼瞼が欠損するもの
  ●代表的な眼瞼腫瘤の見方
  ●一般眼科医は眼瞼腫瘍にどこまで手を出すべきか
VI.脂肪脱
 1.手術適応と術式の選択
 2.結膜下脂肪脱
 3.眼瞼脂肪脱 経皮的脂肪切除
 4.眼瞼脂肪脱 経結膜的脂肪切除
VII.眼瞼下垂・皮膚弛緩症
 1.手術適応と術式の選択
 2.挙筋腱膜縫着術
 3.挙筋腱膜群縫着術
 4.挙筋短縮術(Whitnall’s sling)
 5.前頭筋つり上げ術
 6.前頭筋つり上げ術 ナイロン糸(モノフィラメント)
 7.M ller 筋タッキング
 8.Fasanella-Servat 法
 9.経結膜的M ller 筋タッキング通糸法
 10.経結膜的挙筋腱膜タッキング術
  ● 両眼性の眼瞼下垂手術を片眼ずつやるか両眼一度にやるか
  1 )片眼ずつ行う場合
  ●両眼性の眼瞼下垂手術を片眼ずつやるか両眼一度にやるか
  2)両眼瞼を同時に手術する場合
 11.皮膚切除術 重瞼線切開法
 12.眉毛下皮膚切除術
 13.眉毛挙上術
VIII.睫毛内反
 1.手術適応と術式の選択
 2.下眼瞼通糸埋没法(河本法)
 3.下眼瞼切開法(Hotz変法)
 4.上眼瞼重瞼術埋没法
 5.上眼瞼重瞼術切開法
  ●重瞼術術後に縫合糸が結膜側から出た症例に対する対応法
  ● 眼瞼手術における形成外科医,眼科医による共同参画の必要性
IX.眼瞼内反
 1.手術適応と術式の選択
 2.眼輪筋短縮術(Wheeler 変法)
 3. Jones変法
 4.皮膚切除術(下眼瞼内反に対する)
X.睫毛乱生
 1.睫毛乱生の手術
XI.眼瞼外反症
 1.手術適応と術式の選択
 2.水平眼瞼短縮術(Kuhnt-Szymanowski法)
 3.lateral tarsal strip
  ●顔面神経麻痺の治療戦略
XII.外傷
 1.眼瞼裂傷
 2.眼瞼裂傷(涙小管断裂を伴う)
 3.犬咬傷
 4.瘢痕,ケロイドに対する手術的治療
 5.瘢痕,ケロイドに対する非手術的治療
XIII.知っておくと役立つ手術
 1.上眼瞼延長術 スペーサーを用いない
 2.上眼瞼延長術 スペーサーを用いる
 3.瞼板縫合
 4.内眼角贅皮
 5.ボトックス(眼瞼痙攣)─ボツリヌス療法の適応と実際─
 6.眼瞼痙攣における眼輪筋切除術
  ●全身麻酔に関して眼科医に知っておいてほしいこと
XIV.知っておきたい美容外科の手技
 1.脂肪注入
 2.フィラー
 3.ボトックス(しわ取り)
  ●保険で行うべき治療の限界
索引

商品仕様

著者 監修:大鹿哲郎(筑波大学教授) 編集:野田実香(北海道大学大学院医学研究科眼科学分野助教)
出版社 文光堂
発刊年 2013年1月