眼瞼形成手術―形成外科医の大技・小技―(MB OCULISTA no.78)

眼瞼形成手術―形成外科医の大技・小技―(MB OCULISTA no.78)

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商品詳細

第一線で活躍する形成外科医を執筆陣に迎え、眼瞼形成手術の大技と小技を徹底解説!
形成外科医ならではの実践的な知識や考え方が学べる、すべての眼科医必読の特集号です!

 小技シリーズ 
形成外科手術用機器とその使用法山下  建ほか
形成外科手術では,非侵襲的(atraumatic)な操作が必要である.そのための基本的手術用機器とその使用法について紹介する.
形成外科的縫合法秋元 正宇
形成外科で用いる器械,縫合糸と縫合手技の基本,皮下縫合,真皮縫合とそれらのコツについて述べた.死腔のない,緊張がなく創縁が合っている縫合が理想である.
縫合糸,縫合針の種類と選択
清水 雄介ほか
縫合糸や縫合針の種類や特徴について述べたほか,いくつかの縫合材料についても触れた.また,琉球大学形成外科における縫合材料の選択についても言及した.
眼瞼における創傷治癒の特徴と術後ケア小川  令
眼瞼は創傷治癒が円滑に進む部位であり,創傷治癒遅延やケロイド・肥厚性瘢痕が問題となることは少ない.しかし,皮膚の創傷治癒のメカニズムを理解することは,合併症を減らすために大切である.
 大技シリーズ 
眼瞼下垂:どこまでやるか小泉 正樹
腱膜性眼瞼下垂の治療をしている形成外科医の立場から,眼瞼機能を考慮したうえで,「きれいなマブタ」「美しい眼瞼」を形成する工夫を紹介する.
皮膚弛緩症:どこまでやるか林  寛子
「眉毛下切開法」と「重瞼線切開法」の選択に必要な術前評価のポイント,整容的に美しい結果を得るために注意すべきことについて述べた.また,重瞼を作成する方法についても紹介した.
退行性下眼瞼内反症:どこまでやるか村上 正洋
退行性疾患である本症では,弛緩が生じている組織は多岐にわたる.よって,良好な長期結果を得るためには各部位の弛緩に可能な限り対応することが必要になる.つまり,術式の組み合わせを「どこまでやるか」判断することが重要である.
下眼瞼睫毛内反症:どこまでやるか小久保健一
下眼瞼睫毛内反症の代表的な治療はHotz変法であるが,更に再発率を下げるためには,Lid margin splitやLER切離などを併用する必要がある.
眼瞼とその周辺の皮膚皮下腫瘍垣淵 正男ほか
眼瞼とその周辺にはさまざまな腫瘍が発生するが,悪性腫瘍の鑑別が最も重要である.腫瘍の切除範囲や再建方法は,腫瘍の性格や発生部位などを勘案して決められる.
ノンアブレイティブの眼瞼治療黄  聖琥ほか
上下眼瞼のシワ治療に対し,非侵襲的な治療として,レーザー・光治療,ボトックス治療が効果的である.下眼瞼のたるみにはヒアルロン酸などの注入療法を行う.
美容外科で行うタッチアップサージャリー土井 秀明
眼形成手術では視機能が重要であるが,患者にとっては美容的満足度も非常に重要なポイントである.美容的満足度を高める要点を紹介する.

商品仕様

出版社 全日本病院出版会
発刊年 2019年9月