眼瞼の手術アトラス―手術の流れが見える―(PEPARS no.171 増大号)
眼瞼の手術アトラス―手術の流れが見える―(PEPARS no.171 増大号)
販売価格: 5,720円(税込)
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商品詳細
重瞼術や眼瞼下垂、皮膚弛緩に対する手術など、豪華執筆陣が22の手術手技をコマ送り解説。写真とともに手術のコツやポイントを読めば、手術を術者の解説付きで体験しているような感覚です!
埋没式重瞼術: | |
埋没式重瞼術基本法 | 百澤 明 |
埋没式重瞼術は,日常の美容外科診療で最も多い手術で,まず最初に習得すべき手技である.腫れや内出血斑を最小限にするためには血管を避けて正確に運針するテクニックが必要となる. | |
埋没糸連結法 | 石井秀典 |
埋没糸連結法の利点は術中に腫れが少ない状態で二重の確認ができること,従来の方法と比較して重瞼線が取れにくいこと,施術方法が比較的単純なことである.施術時の注意点は糸の結紮力を調整することである. | |
切開式重瞼術: | |
翻転眼窩隔膜を固定源に用いた全切開法による重瞼術 | 中北信昭 |
全切開法において,切開翻転した眼窩隔膜を拾いながら皮膚縫合を行う.翻転隔膜は挙筋腱膜の延長として働き,開瞼時には重瞼の引き込みを強化するが,閉瞼時には重瞼が浅くなる緩衝作用をもたらす. | |
挙筋腱膜弁の「あそび」としての効果に着眼した切開式重瞼術 | 原岡剛一ほか |
挙筋腱膜弁を用いる切開法は,「あそび」による優れた整容性を有するが,手術手技は「あそび」の許容範囲が狭く,「あそび」により力の伝達効率が低下するなどの不安定性を併せ持っている. | |
眼瞼下垂: | |
成人の眼瞼下垂症手術―部分切開法眼瞼挙筋腱膜前転術― | 一瀬晃洋 |
本術式では15mmの皮膚切開から腱膜の固定を4点行うため,眼瞼内側端から外側端に至るまで均整の取れた瞼裂の作成および眼瞼挙上の長期持続が期待でき,重瞼の作成も可能である. | |
私の行っている挙筋腱膜前転術 | 菅 浩隆 |
挙筋腱膜前転術のポイントは,術中調整をしつつ挙筋腱膜を瞼板にしっかりと固定することであるが,癒着?離,外角切開,重瞼固定などの手技を加えることによりさらに良好な結果が得られる. | |
埋没式眼瞼下垂手術 | 真崎信行ほか |
眼瞼下垂に対する皮膚切開を行わない埋没式手術は,ダウンタイムが短く多くの患者に受け入れられやすい術式である.抜糸することで元に戻せるリバーシブルな術式であることもメリットである. | |
先天性眼瞼下垂: | |
筋膜移植術(腱膜性筋膜移植術) | 野口昌彦 |
瞼の機能は開くとともに閉じることでもある.開瞼のしやすさは閉瞼のしやすさにも通じる.個々の状態に応じ開瞼抵抗の解除をどの程度まで行うかとともに移植腱膜を如何に良好に生着させるかが重要となる. | |
上眼瞼皮膚弛緩 | 落合博子ほか |
余剰皮膚切除は上眼瞼皮膚弛緩症に対する1手技であり,腱膜への操作が必要な場合は重瞼部からの切開が第1選択となる.ブジーと定規を用いた筆者独自のデザインを詳細に紹介した. | |
眉毛下皮膚切除術 | 林 寛子 |
眉毛下皮膚切除術は眼瞼皮膚弛緩症の術式である.眼瞼下垂症手術を行うのか,眼瞼皮膚弛緩症の手術を行うのか,あるいは組み合わせるのかの判断について悩むことがある.術式選択についてのアルゴリズムと,眉毛下皮膚切除術のデザインのポイントや注意点について述べた. | |
眼瞼痙攣に対する上眼瞼ADM手術 | 野平久仁彦ほか |
眼瞼挙筋腱膜とミュラー筋をいちど瞼板からはずし,結膜とミュラー筋の間を円蓋部まで?離したあと,腱膜のみ瞼板に再固定すると,痙攣や皺眉筋などの収縮が改善する. | |
内眼角形成(目頭切開): | |
Z形成術 | 土井秀明ほか |
目頭部分は眼瞼の中でも最も瘢痕が目立ちやすいため,単純なデザインで術後瘢痕の目立たない目頭切開の術式を選択し,蒙古襞を控えめに切除する必要がある. | |
Skin redraping法 | 出口正巳 |
手術前後の変化程度を調節しつつ,出来上がりが自然で,傷跡の存在がわかりにくいことが,skin redraping 法の特長である.上眼瞼側は予定量の皮膚を切除し,下眼瞼側は皮膚を切除しない. | |
外眼角形成(目尻切開) | 牧野太郎 |
下外側眼瞼靭帯の部分切離を行う目頭切開(土井法)は短時間で行え,合併症も少なく,効果的に外側の結膜露出を増やせる.目尻切開の方向と長さの設定が手術のコツである. | |
瞼裂高増大術―眼瞼下垂手術・下眼瞼下制術― | 永井宏治ほか |
“目を大きく見せたい”という希望に対応するためには,瞼裂高,および瞼裂幅を増大させる手術を検討する必要がある.本論文では,瞼裂高増大術としての経結膜的眼瞼挙筋短縮術,経結膜的ミューラータッキング法,および下眼瞼下制術を中心に述べる. | |
下眼瞼経結膜脱脂 | 酒井直彦ほか |
皮膚切開せずに,経結膜的に眼窩脂肪を切除してbaggy eyelidを治療する.小切開から眼窩隔膜前面を展開して,眼窩脂肪へ到達する.確実な止血操作で出血を最小限に抑えることは重要である.適切な脂肪切除量の判断に座位での確認は有用である. | |
眼窩隔膜を有効に利用する下眼瞼形成術 | 田牧聡志ほか |
本法はHamra法のfat repositioningを行う際,眼窩隔膜弁を挙上することで眼窩脂肪を直接,移動・切除することが可能となり,良好な下眼瞼形態を作りやすくすることができる. | |
経結膜脱脂と脂肪注入の組み合わせによる目の下のクマ治療 | 水谷和則 |
「目の下のクマ」と呼ばれる下眼瞼から中顔面にかけての形や色の症状を,皮膚を切開せずに経結膜脱脂と脂肪注入の組み合わせによって改善させる手術法について解説する. | |
下眼瞼のクマ治療に対する経結膜下眼瞼脱脂術とヒアルロン酸注入による複合治療 | 青井則之 |
内出血や腫れを最小限にする下眼瞼の経結膜脱脂術の手術手順と安全で長期間効果があり,きれいに仕上がるヒアルロン酸注入法を解説する. | |
睫毛内反(若年者) | 升岡 健ほか |
Hotz法による若年者の下眼瞼睫毛内反症手術について記載した.特に睫毛根が深く,瞼板に癒着しているために睫毛が外反しにくい症例の対処方法について示した. | |
退行性下眼瞼内反症の手術戦略 | 村上正洋 |
退行性下眼瞼内反症の手術には,前葉をターゲットとする術式,後葉をターゲットとする術式,その他の3通りがある.本稿では,それらを組み合すことでよりよい成績に繋がると考える筆者の治療方針を解説する. | |
退行性下眼瞼外反 | 小久保健一 |
退行性下眼瞼外反において,lateral tarsal strip法やKuhnt-Szymanowski法などで矯正できない涙点外反やmedial ectropionに対して,前方に倒れている瞼板を起こすために,下眼瞼牽引筋腱膜を瞼板と結膜の間に差し込み固定する方法を紹介する. |
商品仕様
出版社 | 全日本病院出版会 |
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発刊年 | 2021年3月 |