『超』入門 眼瞼手術アトラスー術前診察から術後管理までー(MB OCULISTA no.108 増大号)
『超』入門 眼瞼手術アトラスー術前診察から術後管理までー(MB OCULISTA no.108 増大号)
販売価格: 5,500円(税込)
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商品詳細
眼瞼手術はこの一冊から!豊富な図写真とともに、眼瞼手術のエキスパートが初学者に分かりやすく解説した眼瞼手術手技特集!基本的な手術手技の解説のなかに、術前・術後のポイントだけでなく、様々なコツやピットフォールもちりばめ、知っておきたいTips満載の特集号です!
眼瞼手術に必要な基本手技 | 今川 幸宏 |
(1)術前消毒,(2)ドレーピング,(3)マーキング,(4)局所麻酔,(5)皮膚切開,(6)止血,(7)縫合に関する基礎知識と,手技のポイントについて解説する. | |
手術に必要な眼瞼の解剖と機能の基礎知識50 | 笠井健一郎 |
眼瞼は前葉と後葉の2層に大別され,さらに細かい層構造になっている.眼瞼の主な機能は開瞼,閉瞼,瞬目である.眼球と密接な関係にあることを決して忘れてはならない. | |
霰粒腫に対する切開・?爬 | 高橋めぐみ |
霰粒腫の早期治癒を目的とした治療の基本は切開?破による内容物の除去である.手術のアプローチには経結膜法,経皮膚法があるが,各術式の特徴を理解し,病期に適した術式選択を行うことが重要である. | |
下眼瞼の先天睫毛内反に対する切開法 | 末岡健太郎 |
他覚的に視機能を評価することで積極的に手術介入すべき症例を見分け,症例に応じた術式アレンジを行うことで再発率を減らすことができる. | |
上眼瞼の先天睫毛内反に対する切開法と通糸法 | 上笹貫太郎 |
上睫毛内反症の手術は,皮膚穿通枝の再建で睫毛の向きを矯正することが目的である.術式には皮膚切開法と通糸法があり,それぞれの特徴を十分に理解して選択する. | |
内眥形成術 | 嘉鳥 信忠 |
内眥形成術は,睫毛内反症,瞼裂狭小症候群,ダウン症候群の症状を改善させるのみならず,整容面での効果も高い. | |
前頭筋つり上げ術 | 田邉 美香 |
前頭筋つり上げ術は挙筋機能が低い症例に対して行われる眼瞼下垂の術式である.先天性眼瞼下垂では瞳孔領との位置関係のみならず,屈折や斜視等の視機能の評価を行うことが重要である. | |
下眼瞼の退行性眼瞼内反に対するJones変法 | 立松 良之 |
下眼瞼の垂直方向の弛緩に対してJones変法を選択する.水平方向の弛緩も合併している場合は,lateral tarsal stripを追加する. | |
下眼瞼内反,外反に対するlateral tarsal strip | 板倉 秀記 |
LTSは下眼瞼外眥部の水平方向の弛緩を矯正することで下眼瞼の整容的・機能的再建を行う術式であり,退行性下眼瞼外反症が良い適応である. | |
瘢痕性眼瞼内反症(cicatricial entropion)に対する切開法+lid margin splitting | 土居 亮博 |
瘢痕性眼瞼内反は眼瞼縁後葉の短縮がその本質であり,治療にあたってはその本質的理解が重要である. | |
眼瞼下垂症に対する眼瞼挙筋短縮術 | 上田 幸典 |
眼瞼挙筋短縮術は,変性等によって瞼板から離れて後方へ偏位した挙筋腱膜とミュラー筋を解剖学的に正しい位置に前転固定することで眼瞼下垂を矯正する手術法である. | |
眼瞼皮膚弛緩症に対する上眼瞼形成術 | 小久保健一 |
上眼瞼皮膚切除では,過度な皮膚切除に注意が必要である.多めに皮膚切除を行う場合,慣れるまでは坐位と臥位を繰り返して少しずつ皮膚切除を追加していくのが良い. | |
眼瞼皮膚弛緩症に対する眉毛下皮膚切除術 | 林 憲吾 |
皮膚の厚みのある眼瞼皮膚弛緩に対して,眉毛下で皮膚を切除して上眼瞼を引き上げる術式で,覆い隠されていた本来の瞼縁が露出されるため,自然な仕上がりとなる. | |
顔面神経麻痺に対する眉毛挙上術と外側瞼板縫合術 | 太田 優 |
顔面神経麻痺に伴い,眉毛下垂や下眼瞼外反症等の症状が起こる.眉毛下垂に対しては眉毛挙上術,兎眼に対しては外側瞼板縫合術で手術加療を行うことができる. | |
上眼瞼挙筋延長術 | 米田亜規子 |
顔面神経麻痺や眼瞼下垂術後の過矯正で生じる兎眼や,甲状腺眼症による上眼瞼後退や兎眼に対して有効な挙筋延長術として眼窩隔膜翻転法を紹介する. | |
眼瞼裂傷と涙小管断裂 | 鹿嶋 友敬 |
(1)全身麻酔で行うこと,(2)涙小管断端をみつけるために顔を傾けること,(3)創をすべて一旦展開すること,(4)牽引糸をたくさん使って展開すること,(5)ホルネル筋と結膜を修復すること,(6)皮膚の欠損はないと思って修復すること. | |
眼瞼腫瘍に対するopen treatment法と単純縫縮術 | 山田 貴之 |
Open treatment法と単純縫縮術を習得すれば,大部分の眼瞼腫瘍に対して対応が可能であるため,その手法や注意点について述べる. | |
眼瞼悪性腫瘍に対するTenzel flapとHughes flap | 渡辺 彰英 |
Tenzel flapは上眼瞼1/3,下眼1/2未満の欠損に有用な全層再建法,Hughes flapは眼瞼全幅に近い欠損でも再建できる後葉再建法である. |
商品仕様
出版社 | 全日本病院出版会 |
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発刊年 | 2022年3月 |