眼科研修ノート 改訂第2版

眼科研修ノート 改訂第2版

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商品詳細

研修医,若手医師を対象に,知っておくべき検査手技,眼疾患,眼光学の基礎はもちろんのこと,眼科医としての心構えや患者・スタッフとのコミュニケーション,社会的知識と制度,カルテの書き方まで,臨床現場で役立つ112のエッセンスを詳説.付録として,眼科で使用頻度の高い点眼薬・内服薬の薬剤一覧,眼科医が覚えておくべき略語一覧なども収録.

第1章 眼科研修へのアドバイス
A眼科医になる君たちへ
1. 眼科医を志す研修医・学生諸君へ 坪田一男
2. 眼科研修における三つの基盤 坪田一男
3. 眼科医としての将来と人生 坪田一男
B研修の概要
1. 後期研修病院の選び方 榛村重人
2. 後期研修医のライフスタイル 榛村重人
3. きたるべき専門医試験の概要 榛村重人
4. 様々なサブスペシャルティ 野田実香
C知識の習得のしかた,勉強のしかた
1. 研修医の到達目標 川北哲也
2. 教科書,参考書の選び方 川北哲也
3. 文献検索のしかた 後藤英樹
4. 文献整理のしかた 後藤英樹
5. 医学論文の読み方 後藤英樹
6. 医学論文の書き方 村戸ドール
7. 学会に行こう 村戸ドール
8. カンファレンスの聞き方,発表のしかた 川村亮介
9. 学会での症例報告の準備と発表のしかた 篠田 肇
10. 眼科医にとって研究とは何か 石田 晋
11. 留学のすすめ 野田航介
12. 大学院および医学博士について 厚東隆志
13. 家庭との両立─子供を育てながら働くための工夫 野田実香
D医療現場でのコミュニケーション
1. コミュニケーションとは 根岸一乃
2. 患者とのコミュニケーションと説明のコツ 根岸一乃
3. コメディカルスタッフとのコミュニケーション 根岸一乃
4. 他科の医師との関係 根岸一乃
5. 大学・病院医師と開業医の関係 小沢洋子
6. 指導医との関係 小沢洋子
7. MR(医療情報従事者)との関係 小沢洋子

第2章 研修で学ぶべき検査技術と知識
A診察・診断の進め方
■ 問診・診察の進め方 飯野倫子
B眼科検査とその手順
1. 視力検査 魚里 博
2. 屈折検査 魚里 博
3. 屈折矯正検査 梶田雅義
4. 視機能検査 林 孝雄
5. 涙液・涙道検査 永原 幸
6. 眼底検査 井上 真
7. 細隙灯顕微鏡検査 宇野敏彦
8. 隅角検査 森 和彦
9. 電気生理学的検査 村山耕一郎
10. 超音波診断
1 ) 超音波生体顕微鏡(UBM) 高比良雅之
2 ) 超音波Bモード検査 高比良雅之
11. 画像診断
1 ) 前眼部 妹尾 正
2 ) 後眼部 森 隆三郎
3 ) 眼窩CT/MRI 橋本雅人
4 ) 頭部CT/MRI 橋本雅人
12. 視野検査 松本長太
13. 眼内レンズのパワー検査 黒坂大次郎
14. 眼圧検査 丸山勝彦
15. 色覚検査 市川一夫
16. その他の検査
1 ) 角膜知覚測定検査・角膜厚測定・眼球突出計・暗順応検査・レーザーフレアセルメーター・限界フリッカー値
   熊倉重人,横井克俊
2 ) 微生物学的検査 秦野 寛
3 ) 遺伝学的検査 布施昇男
4 ) 病理学的検査 小幡博人
17. 検体検査
1 ) 角結膜擦過物 中川 尚
2 ) 眼内液を用いた検査 鈴木 崇

第3章 眼疾患の診断と治療
A眼の構造――総論
■ 眼の構造 本庄 恵
B眼の生理と機能――総論
■ 眼の生理と機能 本庄 恵
C内科的治療――総論
1. 内科的治療を行うとき 望月清文
2. 基礎的な治療手技,処置 望月清文
3. 薬剤処方 望月清文
4. 放射線治療 望月清文
5. 免疫療法・抗腫瘍療法 望月清文
6. 眼球内注射 望月清文
D外科的治療――総論
1. 外科的治療を行うとき 國方彦志
2. 手術に際しての術前・術後処置 國方彦志
3. 手術器具・材料,その扱い方 國方彦志
4. 基本手術手技,麻酔 國方彦志
E眼疾患の診断と治療
1. 眼瞼疾患 渡辺彰英
2. 眼窩疾患 八子恵子
3. 涙器疾患 渡辺彰英
4. 結膜疾患 高村悦子
5. 角膜・強膜疾患 松本幸裕
6. ぶどう膜疾患 西信良嗣,大黒伸行
7. 網膜・硝子体疾患 澤田智子,大路正人
8. 水晶体疾患 黒坂大次郎
9. 緑内障 川瀬和秀
10. 視神経・視覚路疾患 三村 治
11. 瞳孔疾患 吉冨健志
12. 眼球運動障害・眼振 三村 治
13. 弱視・斜視・小児眼科 杉山能子
14. 心因性視力障害,不定愁訴 小口芳久
15. 屈折・調節異常 宮田 学
F眼科救急と眼外傷
■ 眼科救急と眼外傷 森 和彦
G全身疾患と眼
■ 眼所見を伴う全身疾患 細谷比左志
H臨床に必要な眼光学
■ 臨床に必要な眼光学 梶田雅義
I予防医学
1. アンチエイジング医学のサイエンス 坪田一男
2. メタボエイジング仮説と眼疾患 石田 晋
3. 活性酸素仮説に基づいた眼のアンチエイジング 結城賢弥
J眼科で話題のトピックス
1. 眼と時間生物学 羽鳥 恵
2. 眼科は再生医療開発の最前線となっている 榛村重人
3. ブルーライトと眼 綾木雅彦
4. 自身の研究成果を臨床応用(実用化)するには 江内田 寛
5. ゲノムの見方、考え方 堀田喜裕
6. 画像診断はこんなに進歩した 安野嘉晃

第4章 眼科医が知っておくべき知識と制度
A眼科医に必要な医学的知識
1. 角膜移植とアイバンク 篠崎尚史,青木 大
2. ロービジョン対策 山村麻里子,山縣祥隆
3. 医薬品副作用被害救済制度 外園千恵
4. 障害者認定 渡辺 仁
5. 院内感染症対策 横井則彦
6. 感染症届出基準 朝野和典
B眼科医に必要な社会的知識と制度
1. 法律全般 笠井祐子
2. インフォームド・コンセント,医療過誤 木下 茂
3. 日本における医療保険制度 木下 茂
4. 法律にかかわる視力 戸田和重
5. 臨床研究と利益相反 今井浩二郎
6. 再生医療等安全性確保法 木村健一

第5章 書類の書き方
1. カルテの書き方 小沢忠彦
2. 診断書 小沢忠彦
3. 紹介状(診療情報提供書)と返事(紹介患者診療結果報告書)  小沢忠彦
4. 処方箋 小沢忠彦
5. 説明書,同意書,入院時診療計画書,短期滞在手術同意書 小沢忠彦
6. 英文の診断書,紹介状,返事 井上賢治,勝海 修
7. 身体障害者手帳 井上賢治
付 録
1. 幼小児に必要な鎮静催眠薬とその投与量 外園千恵
2. 使用薬剤・薬剤濃度一覧 中村 聡
3. 略語一覧 渡辺 仁


索 引

商品仕様

著者 坪田 一男 他
出版社 診断と治療社
発刊年 2015年04月