眼手術学 4 角膜・結膜・屈折矯正

眼手術学 4 角膜・結膜・屈折矯正

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商品詳細

眼科手術のサイエンスは書籍で アートはWEB上の動画で

眼科手術全般を,全8冊に分けて網羅したシリーズの第5弾.本書は,選択的層状角膜移植や再生医療の導入,ならびにレーザー角膜手術の導入といった手術革 新により,近年劇的な進歩がもたらされた角膜・結膜・屈折矯正手術における,手術理論や術前・術管理方法はもちろん,歴史的変遷,手術侵襲に対する生体反 応,光学的影響,デバイスの進歩など,臨床に応用できる幅広い知識とノウハウを提供する一冊.また,実際の手術手技はWEB上にアップされた動画と連動し ており,目で見て習得することができる.

 

主要目次

[角膜]
I.角膜手術に必要な基礎知識
  1.角膜上皮の解剖生理,創傷治癒
  2.角膜実質の解剖生理,創傷治癒
  3.角膜内皮の解剖生理,創傷治癒
  4.角膜輪部の解剖生理
II.角膜手術に必要な評価
  1.スリットランプによる観察法
  2.角膜形状解析
  3.角膜内皮検査
  4.角膜厚測定
  5.視野検査, 眼圧測定
  6.涙液検査 
  7.前眼部OCT
III.角膜手術のドナー,器具・材料
  1.ドナーの準備 
  2.角膜手術の共通器具・材料
  3.スリット式顕微鏡 
IV.角膜手術の基本手術
  1.術前処置 
  2.麻酔 
  3.トレパネーション, 角膜縫合
  4.ドナー角膜の作り方
  5.乱視の調整
V.全層角膜移植
  1.全層角膜移植総論
  2.全層角膜移植
  3.全層角膜移植―白内障同時手術1
  4.全層角膜移植―白内障同時手術2
  5.術後合併症 
VI.眼表面疾患に対する選択的層状角膜移植,手術
  1.上皮疾患への選択的層状角膜移植総論
     (KEP,LT,培養角膜上皮細胞シート移植)
  2.角膜上皮形成術, 輪部移植
  3.培養上皮細胞シート移植
  4.羊膜移植
  5.術後合併症
VII.実質疾患に対する選択的層状角膜移植
  1.実質疾患への選択的層状角膜移植総論
     (ALK,DALK,ALTK)
  2.ALTK 
  3.LKP中央部
  4.深層層状角膜移植
  5.術後合併症
VIII.内皮疾患に対する選択的層状角膜移植
  1.内皮疾患への選択的層状角膜移植総論
  2.DSAEK
  3.DMEK
  4.術後合併症
IX.治療的角膜移植
  1.感染症に対する手術
  2.免疫疾患に対する手術
X.角膜表層混濁に対する手術
  1.PTK(エキシマレーザー角膜表層切除術)
  2.種々の角膜疾患における角膜?爬
  3.異物処理(除去)
XI.ファムト秒レーザーによる角膜移植
XII.円錐角膜に対する手術
  1.総論 
  2.角膜内リング
  3.角膜移植
    ●角膜クロスリンキング
    ●角膜熱形成術
XIII.人工角膜
  1.Boston keratoprosthesis
  2.歯根部利用人工角膜
XIV.資料
  1.アイバンク
  2.臓器移植法
[結膜]
I.結膜手術に必要な基礎知識
 1.結膜の解剖・生理・創傷治
II.結膜手術に必要な評価
III.瞼裂斑,結膜母斑
  1.瞼裂斑
  2.結膜母斑
IV.翼状片に対する手術
  1.翼状片手術総論
  2.初発翼状片に対する手術(有茎弁移植)
  3.初発翼状片に対する手術(遊離弁移植)
  4.再発翼状片
    ●術中MMCの使い方
  5.術後管理・合併症
V.増殖性アレルギー性結膜炎に対する手術
  1.春季カタルに対する結膜乳頭切除術
    ●シールド潰瘍合併例
VI.結膜弛緩症とその関連疾患に対する手術
  1.結膜弛緩症手術総論
  2.結膜弛緩症(単純型) 結膜切除を行う方法
  3.結膜弛緩症(単純型) 結膜切除を行わない方法
  4.結膜弛緩症(円蓋部挙上型)
  5.上輪部角結膜炎に対する上方結膜切除術
  6.術後管理・合併症
VII.?胞性疾患に対する手術
  1.結膜封入?胞
  2.涙腺の貯留?胞
VIII.結膜腫瘍に対する手術
  1.結膜上皮内癌
  2.結膜扁平上皮癌(眼表面再建を要するもの)
  3.結膜悪性黒色腫
    ●結膜生検,MALTリンパ腫とその鑑別診断
IX.眼瞼癒着に対する手術
  1.結膜?形成術
X.角膜疾患に対する結膜手術
  1.角膜結膜被覆術
  2.周辺部角膜潰瘍に対する結膜切除術
[屈折矯正]
I.屈折矯正手術に必要な基礎知識
  1.屈折矯正手術における創傷治癒
II.屈折矯正手術に必要な評価
  1.視力検査 
  2.視機能検査
  3.角膜形状解析
  4.波面収差解析
  5.角膜厚検査
  6.スクリーニングの実際
     ●円錐角膜の評価 
III.屈折矯正手術の器具
  1.マイクロケラトーム
  2.エキシマレーザー
  3.フェムト秒レーザー
IV.角膜屈折矯正手術
  1.角膜屈折矯正手術総論
  2.PRK 
  3.advanced surface ablation
  4.フェムト秒レーザーを用いたLASIK
     ●マイクロケラトームを用いたLASIK
     ●フェムト秒レーザーのみで行う
      屈折矯正手術:ReLEx,SMILE
     ●LRI, フェムト秒レーザーによるAK 
     ●トーリック眼内レンズ
  5.術後管理・合併症
V.老視治療
  1.老視手術総論
  2.conductive keratoplasty
     ●AcuFocusリング
     ●多焦点眼内レンズ
VI.Phakic IOL(有水晶体眼内レンズ)
  1.phakic IOL総論
  2.虹彩支持型
  3.後房型
  4.隅角支持型
  5.術後管理・合併症
VII.refractive lens exchange
VII.資料
  1.屈折矯正手術ガイドライン,講習会
  2.屈折矯正手術適応と各種資格
索引

商品仕様

著者 監修:大鹿哲郎(筑波大学教授) 編集:西田幸二(大阪大学主任教授)  横井則彦(京都府立医科大学准教授)  前田直之(大阪大学教授)
出版社 文光堂
発刊年 2013年10月