眼内レンズの知識を深める(新篇眼科プラクティス 12)
販売価格: 11,000円(税込)
商品詳細
本書は,眼科医・眼科医療関係者が知っておくべき眼内レンズ関連知識について,豊富な図版を用いビジュアルにまとめた.白内障で来院する患者は多いが,特に眼内レンズは,事前に知識を仕入れた患者から質問を受けることも珍しくない.そのため,眼科医は適切に答えるべく,基本的な知識を整備し,知識を最新のものにアップデートする必要がある.そのようなニーズまで満たすべく,基礎から最新情報まで余すところなくまとめた一冊.
【シリーズ概要】
「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「眼科プラクティス」の最新シリーズ.今シリーズでは図版をより効果的に示すことで,さらにビジュアル面を大幅強化.直感的に理解できる「視る教科書」を目指した.
【総説】
眼内レンズはどのように進化してきたか
【解説】
I.眼内レンズの基礎
1.眼内レンズの素材
[T]眼内レンズ成形法
2.眼内レンズの光線透過率
3.眼内レンズの光学特性
II.術前検査
1.手術前検査一般
2.視機能検査
3.眼軸長・角膜曲率測定
4.眼内レンズ度数計算式
[T]角膜形状異常眼(円錐角膜・LASIK後)での度数計算
[O]強度近視眼の眼内レンズ度数選択
III.付加価値眼内レンズ
1.トーリック眼内レンズ
[O]トーリック眼内レンズの軸ずれを起こさないために
[O]トーリック眼内レンズの軸がずれたら?
[T]術中収差解析装置
2.多焦点眼内レンズ
1)種類
[T]海外で使用されている多焦点眼内レンズ
2)適応・インフォームド・コンセント
3)術前検査・術中の注意点
4)有水晶体眼内レンズ:ICL
3.有水晶体眼内レンズ
IV.種々の状況における眼内レンズ挿入
1.インジェクターの使い方
2.水晶体?拡張リング(CTR)
3.後?破損時の眼内レンズ挿入
[O]?内固定と?外固定で度数はどれくらい変更する?
4.眼内レンズ二次挿入―?の支えがある場合
5.眼内レンズ強膜縫着
6.眼内レンズ強膜内固定
7.ピギーバック
[O]モノビジョン
8.小児白内障
[A]人工虹彩
V.術後経過・合併症
1.術後屈折の経時変化
2.屈折誤差―タッチアップ,入れ替え,ピギーバック
3.前?収縮
4.後発白内障
5.液状後発白内障
6.グリスニングとSSNG
7.Toxic anterior segment syndrome(TASS)
[C]Late-onset TASS
8.眼内レンズ偏位と傾斜
9.眼内レンズ脱臼
10.眼内レンズ虹彩捕獲
11.眼内レンズ摘出:カートリッジ法
12.眼内レンズ摘出:切開法・折り曲げ法
[O]眼内レンズ摘出用創口作成の工夫
13.眼内レンズと眼底視認性
VI.各社の眼内レンズ
1.エイエムオー・ジャパン株式会社
2.興和株式会社
3.参天製薬株式会社
4.株式会社NIDEK
5.日本アルコン株式会社
6.HOYA株式会社
7.ビーバービジテックインターナショナルジャパン株式会社
8.眼内レンズ定数一覧
索引
商品仕様
著者 | 編集:大鹿哲郎(筑波大学教授) |
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出版社 | 文光堂 |
発刊年 | 2023年10月 |