眼手術学 6 緑内障
販売価格: 26,400円(税込)
商品詳細
眼科手術のサイエンスは書籍で アートはWEB上の動画で
眼科手術全般を,全8冊に分けて網羅したシリーズの第2弾.
緑内障手術は,手術のテクニック以前に,手術の適応・術式の選択が非常に重要となる.
本書では手術成績の数字を明示して,現時点でのスタンダートを示した.
同時に緑内障手術では,術中・術後合併症に対する対応が欠かせない.本書では,思わぬトラブルに出会った時に頼りになるよう,詳しく記述した.
基本テクニックおよび合併症対策については豊富な動画をWEB上にアップし,必要な時はいつでもアクセスできるようにした.
主要目次
I.緑内障手術に必要な基礎知識
1.結膜Tenon嚢強膜の解剖
2.前房隅角の解剖
3.虹彩・毛様体・後房の解剖
4.房水産生と流出の理論
II.緑内障の手術適応
1.緑内障の手術適応総論
2.原発開放隅角緑内障(広義)
3.原発閉塞隅角緑内障
4.続発緑内障
III.緑内障手術の器具・材料
1.レーザー
2.手術に使用する器具
IV.線維柱帯切除術[トラベクレクトミー]
A.濾過手術総論
1.濾過手術の原理と適応
2.線維柱帯切除術-術後成績
B.基本手技
1.基本術式1-円蓋部基底結膜切開によるトラベクレクトミー
2.基本術式2-輪部基底結膜切開によるトラベクレクトミー
3.白内障同時手術
4.代謝拮抗薬
●結膜切開方法による違いは?
5.早期術後管理-レーザー切糸術
●術後点眼はどうしていますか?
●濾過胞の形状評価
6.濾過胞再建術-needling
7.濾過胞再建術-濾過胞剥離術
C.濾過手術応用編
1.落屑緑内障
2.血管新生緑内障
3.結膜瘢痕化
●アトピー性皮膚炎合併の手術の注意点は?
4.小児の緑内障濾過手術
●小眼球の手術はどうしたらよいでしょうか?
5.角膜移植後
6.無水晶体眼,硝子体手術後眼
D.周術期合併症
1.術中合併症
2.縫合不全
3.過剰濾過
4.脈絡膜剥離
5.悪性緑内障
E.長期合併症
1.房水漏出
2.濾過胞感染,眼内炎
3.眼表面疾患
4.白内障
F.その他の濾過手術
1.非穿孔線維柱帯切除術
2.毛様体扁平部濾過術
V.線維柱切開術[トラベクロトミー]
A.流出路再建手術総論
1.流出路再建術の原理と適応
2.線維柱帯切開術-術後成績
B.基本手技
1.基本術式
2.術後管理
3.白内障同時手術
4.小児の流出路再建術
C.その他の流出路再建術
1.線維柱帯切開術-追加手術
2.360? suture trabeculotomy変法
3.suture canalotomy (canalization)
4.線維柱帯切開術ab interno
5.viscocanalostomy
6.隅角切開術
7.隅角癒着解離術
8.レーザー線維柱帯形成術
VI.隅角閉塞に対する手術
A.瞳孔ブロック解除術の原理と適応
●LI以外の適応は?
B.瞳孔ブロック解除
1.周辺虹彩切除術
2.レーザー虹彩切開術
3.レーザー虹彩切開術後長期成績,合併症
●どうして内皮が減るのでしょうか?
C.プラトー虹彩形状に対する手術
1.レーザー隅角形成術
D.水晶体起因性眼圧上昇に対する手術
1.水晶体偏位に伴う白内障手術
2.狭隅角に対する白内障手術
VII.インプラント手術
1.総論
2.術後成績
3.チューブシャント手術―基本術式
4.術後管理と合併症対策
VIII.毛様体破壊術
1.房水産生抑制手術の原理と適応
2.経強膜毛様体冷凍凝固術
3.毛様体レーザー光凝固術
商品仕様
著者 | 監修:大鹿哲郎(筑波大学教授) 編集:根木 昭 (神戸大学教授) 相原 一(東京大学准教授) |
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出版社 | 文光堂 |
発刊年 | 2012年1月 |